Address
304 North Cardinal St.
Dorchester Center, MA 02124
Work Hours
Monday to Friday: 7AM - 7PM
Weekend: 10AM - 5PM
Address
304 North Cardinal St.
Dorchester Center, MA 02124
Work Hours
Monday to Friday: 7AM - 7PM
Weekend: 10AM - 5PM
WordPress(ワードプレス)によるブログ作成や、Pythonなどプログラミング学習を進めていくと気になるのがレンタルサーバーサービスです。
このレンタルサーバーには普通の個人が使う場合において、大きく次の2種類が存在します。それは、
です。
今回はXserverとXserver VPSについてこれらの違いを初心者向けに解説します。
Contents
まずそもそもサーバーというものは誤解を恐れず乱暴に言ってしまうとサーバーとして動くパソコンのことです。かなり大雑把なイメージですが、家電量販店とかで売ってる普通のパソコンと同じだと思ってください。
このサーバーとして動くパソコンを他者が買ってきたとします。そのパソコンにはOSやアプリなどがそもそも何も入っていない状態だとします。その人はその後いろいろOSを入れたり、各種の設定したり、アプリを入れたりをします。
普通のレンタルサーバーというのは、この他者が最初からいろいろ設定したパソコンについて、その機能を部分的に使わせてもらうというイメージです。当然使える機能には制限が多いです。やりたいことができない場合も増えます。
ただし、面倒な作業やセキュリティ対策はレンタルサーバー会社のほうで上手くやってくれることがほとんどです。すなわち面倒が少なく、お手軽です。
用途としては、ファイルやデータの置き場、WordPressによるブログやWEBサイトの公開などが多いでしょうか。
VPSが名前についていないただの「Xserver(エックスサーバー)」はこの種のサービスです。
一方でVPSというものはこれもかなり大雑把に言いますと、他人が買ってきたそのパソコンについてまだOSもアプリも何も入っていない状態で利用でき、そもそもどんなOSを入れるべきか選べ、必要な・好きなアプリをいれたり、各種設定をいじったりできるサービスだというイメージです。
つまりVPSのほうが自由度がかなり高いわけです。まるで自分が購入した自分だけのパソコンというような感じでなんでも好きなようにできるという感じです。したがってプログラミングを学習したりアプリを開発・公開ときには、自由度の高いVPSが適しています。
その代わりセキュリティ面も含めて、自分がやるべき作業や責任というものが増えます。
用途としては、多人数参加ゲームのサーバー、FXなど金融取引用サーバー、個人のちょっとしたWEBアプリ開発・運用などなどでしょうか。もちろん普通にブログを作ったりもできます。
VPSが名前についている「Xserver VPS(エックスサーバー VPS)」はまさにこの種のサービスです。
以上の説明をXserverとXserver VPSについて簡単にまとめてみました。
Xserver | Xserver VPS | |
---|---|---|
利用する場合のハードル | 低い | やや高い |
自由度 | 低い | 高い |
管理者権限を使えるか | 原則不可 | 可 |
サーバーの構築・運営・メンテナンス(ハードウェア以外) | 基本的にレンタルサーバー会社 | 基本的にユーザー |
使用するOSを選べるか | 不可 | 可 |
アプリのインストールなどの制限 | 制限多い(基本的に最初から認められているものだけ) | 制限少ない(基本的に自由) |
他のユーザーの 影響 | 受けやすい | 受けにくい |
私はこのブログ用として普通の共用レンタルサーバーのエックスサーバーを使っていますが、プログラミング学習・開発用としてはXserver VPS(一番安いプランですが)も契約して使っています。
なぜなら現代の個人レベルでの開発における三種の神器、Visual Studio Code、Git/Github、そしてDockerのうち、GitとDockerについてはVPSを使わないとサーバーにインストールできなかったり、できるとしてもかなり面倒な作業が必要になったり(それでも成功しない可能性もある)と非常に厄介な事態に陥るからです。
したがって、個人レベルであってもプログラミング学習、フレームワークの利用、個人アプリの開発などの場合はVPSがおすすめです。
コメントは受け付けていません。
[…] […]