Pythonで2つのリストから1つの辞書を辞書内包表記を使って作る方法

辞書内包表記を使って2つのリストから1つの辞書を作る方法の解説

今回はPythonで任意の2つのリストから1つの辞書を作る方法の解説です。今回のポイントは辞書を内包表記を使って作るという点です。

まず今回出来上がる辞書については次の項目を見てください。

今回作りたいもの

まず次の2つのリストがあったとします。社名のリストと、その各社の代表製品(代表サービス)のリストです。

companies = ["Apple", "Google", "Meta", "Amazon"]
products = ["iPhone", "Search", "SNS", "AWS"]

これらの2つのリストをまとめて、次のような辞書を作ります。

{'Apple': 'iPhone', 'Google': 'Search', 'Meta': 'SNS', 'Amazon': 'AWS'}

もちろんこの程度の長さの辞書ならば手で1つ1つ入力していってもいいでしょうが、リストの要素が100個とかになるとさすがにやってられません。そこで今回は辞書を内包表記を使って作る方法を考えましょう。

コード

# リスト2つ作成
companies = ["Apple", "Google", "Meta", "Amazon"]
products = ["iPhone", "Search", "SNS", "AWS"]

# 辞書内包表記で辞書を作成
business_dict = {key: value for key, value in zip(companies, products)}

# 出来上がった辞書を表示
print(business_dict)

結果は、

{'Apple': 'iPhone', 'Google': 'Search', 'Meta': 'SNS', 'Amazon': 'AWS'}

となります。これで辞書が出来上がりました。

解説

Pythonの内包表記について

さて上のコードで最大のポイントは次の箇所ですね。

# 辞書内包表記で辞書を作成
business_dict = {key: value for key, value in zip(companies, products)}

ここではPythonにおけるとても便利な書き方の1つ、内包表記という書き方を使っています。この書き方については、これら過去記事ですでに説明しているので、読んでみてください。

Pythonのzip関数について

またfor文とともに使っているzip関数についても過去記事で解説しています。イテレータとの関係についても解説していますので読んでみてください。

全体の処理の流れ

# 辞書内包表記で辞書を作成
business_dict = {key: value for key, value in zip(companies, products)}

さてこの内包表記の部分ですが、簡単な処理の流れだけ書いておきます。細かい事項には触れていません。

companies[0]とproducts[0]の2つの要素が1つのタプルにまとめられ、("Apple", "iPhone")というタプルができあがる
↓ 
タプルの2つの要素が順番に、keyとvalueに代入され、 
・key = "Apple" 
・value = "iPhone" 
↓
{”Apple": ”iPhone"}
↓
companies[1]とproducts[1]の2つの要素が1つのタプルにまとめられ、("Apple", "iPhone")というタプルができあがる
↓
中略
↓
{'Apple': 'iPhone', 'Google': 'Search'}
↓
以下同様

という感じです。

なお、使いまわしがしやすいよう関数化させると、次のような感じでしょうか。簡単なエラー(例外)処理もつけてみました。

key_list = ["Apple", "Google", "Meta", "Amazon"]
value_list = ["iPhone", "Search", "SNS", "AWS"]

def make_dict(*lists):
    if len(key_list) != len(value_list):
        raise Exception("キーの個数と値の個数が一致していません")

    new_dict = {key: value for key, value in zip(lists[0], lists[1])}
    return new_dict

make_dict(key_list, value_list)

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